電気は、私たちの社会において、もっとも大切なエネルギー源です。
カーボンニュートラルを実現するためにも、省エネ・利便性に配慮した、最新の技術を生かした電気設備の設計・施工が求められています。
2030年度温室効果ガス排出量46%削減、
2050年にカーボンニュートラルを実現するために。
毎年夏になると猛暑日の日数が更新され、各地で山火事が発生するなど、日本だけではなく、世界各地で地球温暖化による自然災害が発生しています。産業革命以降、これまでの様々な産業にとって、電気は血液のように行き渡ることで発展が可能でしたが、その電気を生み出すためにCO2やメタンなどの温室効果ガスの排出がもう限界に来ていることは明らかです。
今、すべての産業に従事するものとしてまず最初に取り組むべき課題が、事業環境の変化に対応していくこと、つまり、事業活動の脱炭素化です。
私たちも、電気事業に関わるものとして、自らが再生可能エネルギーを生み出すことに挑戦しつつ、最先端の技術を生かした省エネ設備の提案を進めることが急務であると考えています。
もうひとつの課題が少子高齢化社会への取り組みです。有効労働人口の減少により、様々な現場で働く人数が劇的に減少してきます。そこで必要とされるのは、無人でも生産ラインが機能するソフトウェアの開発や、それに伴う配線、セキュリティ対策など、カーボンニュートラルに向けて改善すべき取り組みは急務です。